妊娠の夢の意味を詳しく解説！女性が妊娠した夢、男性が妊娠した夢など10選

たまに妊娠した夢を見たら、妊娠したのでは？と思う人って結構いらっしゃいます。

しかし、そういったケースはあまりありません。

実際に妊娠してそれを無意識のあなたが認識して、夢に映しだすということはありえなくはないのですが、それは稀なケースです。

①妊活しており、妊娠を強く希望している場合

②セックス時に避妊できていたか、非常に心配である場合

こういった場合に継続夢として、自分の思いや感情が夢にただ現れるだけで、何かを暗示しているものではないのでご注意ください。

 

それでは、①②のケースに該当しない場合に妊娠した夢を見た場合はどういった意味があるのでしょうか？

これはどうも年代別によって差があるみたいですので年代別に場合分けして考えていきますね。※年齢はあくまでも目安です。

 

15歳以下の女性が妊娠する夢を見た場合

ご存知の通り、生理が始まれば女性は妊娠可能な状態になりますので、もちろん15歳以下でも妊娠は可能なのですが、妊娠することはそれほど多くないために、基本妊娠しない若い世代をイメージしてください。

あと、処女なのに妊娠したというような場合も対象です。

例えば中学1年の女子が急にお腹が大きくなって妊娠する夢を見た場合、夢の中で驚くことでしょう。

しかし、これは間違いなく吉夢です。

妊娠の夢のシンボルである「才能の開花」となりますが、特に女性としての魅力が一気に上昇していることになります。

この年代の女子は、特に化粧とかしていないのに急に大人っぽくなったと思うことはありませんか？

こういった時に見られがちな夢といえます。

魅力のあるフェロモンを出していますので、男女問わずモテるタイミングにあります。

 

16歳以上45歳以下の女性が妊娠する夢を見た場合

いわゆる妊娠適齢期の、いつでも妊娠可能な状態のある世代をイメージしてください。

こちらも「15歳以下の女性が妊娠する夢を見た場合」と同様に吉夢で「才能の開花」に準じた内容になっているのですが、中身が違います。

例えば、21歳の大学生が妊娠検査薬で陽性反応を示した夢を見た場合、これまた夢の中でびっくりするかもしれません。

この世代の妊娠する夢の解釈は、「期待と恐れの入り混じった不安定な状況」にあるケースが多く、そういった不安定な状況を解消するする精神的な強さが備わったことを暗示しています。

ですので、仕事面や健康面で非常に良いモチベーションにあるために、何事にもうまくいくことが多いようです。

 

46歳以上の女性が妊娠する夢を見た場合

最近は医療技術の発展により、50歳でも妊娠出産されるケースはよく聞かれます。

もちろん危険が伴うため、安全とは言えませんが無事出産できた時の喜びはすごく大きいものでしょう。

ただ、便宜上もう妊娠がなかなか期待できない世代をイメージしてください。

例えば70歳の老婦がまさかの妊娠をしたという夢を見ると、驚くよりも案外うれしく思うのかもしれませんね。

こちらの場合は、「才能の開花」というより全般的に運気が上がっているようで、運気を身ごもったというべきなのかもしれません。

特に金運など経済面で良い兆しであり、ギャンブルや投資などでうまくいく暗示ととらえても良いでしょう。

※過去に出産に苦労して、二度と出産したくないっていう女性は比較的少ないですが、そういった思いが夢として出てくることがあるので、そういった場合は別物です。

 

※ただし、双子の場合は解釈が変わります。⇒「双子を妊娠する夢」をご参照

言うまでもなく男性は妊娠・出産はできません。

アーノルド・シュワルツェネッガーの映画で「ジュニア」という作品がありました。

男性のシュワちゃんが男なのに妊娠するというストーリーでしたが、あれは間違いなくフィクションで、男性が妊娠・出産することは生物学的にもありえません。

しかし、夢の世界では別物です。

なぜか、男性なのにお腹が膨れてきて妊娠したなんて夢を見た人は多いです。

どんな意味があるのでしょうか。

こちらも女性の場合と同じく、「才能の開花」という夢における妊娠の意味合いが色濃く出ている内容になります。

それは、一般的に言う「丸くなったな」って言われる状態をイメージしてください。

「丸くなった」とは、昔はやんちゃで腕白だったのが、結婚や年を取って「雰囲気が優しくなった」という意味ですよね。

これは、一種の才能の開花なのです。

男性は「守るべき女・子供のために頑張って働かなくてはいけない」という太古より受け継がれた本能が無意識にあります。

そのさらに奥底には、女子供に甘えている部分も多分にあり、それを自分自身がきちんとわかり始めた時に「丸くなる」のです。

そして、そういった時に男性が妊娠した夢を見ることが多いのです。

見方によれば、精神面での老化が始まったという解釈もできます。

 

※ただし、双子の場合は解釈が変わります。⇒「双子を妊娠する夢」をご参照

例えば、結婚を前提にしている恋人の妊娠ならば「できちゃった婚」「授かり婚」として喜ばしいものかもしれませんが、そうでない場合は不幸な妊娠になるかもしれません。

わたしの知り合いでも、大学時代に妊娠してしまい、お互い好き同志ではあったのですが最終的に中絶し、別れるという結果になりました。

彼女が妊娠して、死ぬほど焦った経験を持つ男性はけっこういるでしょうね。

中絶の賛否については、わたしの言及するところではありませんが、自己満足でセックスして結果、彼女が妊娠、そして中絶して別れる・・・

傍から見れば残念で可哀想な話ですよね。

それはさておき、恋人が妊娠する夢を見た場合はどんな意味があると思いますか。

これは現実と同じで、それを知った時の感情で判断が分かれます。

 

妊娠に直面して焦っている場合

彼女からすれば、妊娠を聞いて焦っている男ほど、ダサくて幻滅してしまうものはないかもしれませんね。

しかし、特に結婚も考えていない、好きでもない女性から言われたら、焦るのは仕方ないのかもしれません。

こういった感情でいる場合は、他の人の「才能の開花」を嫉妬したり、妬んでいることに他なりません。

そういった状態にあなたがいるということを暗示しているのです。

ただ、その恋人自身を妬んでいるものではありません。

同僚や上司、友人など様々です。

 

妊娠に直面しても平然としている場合

恋人の妊娠を知って、平然としているのもどうかとは思いますが、特に何も感じなかったというような場合は非常に危険です。

他の人の「才能の開花」に気が付いていないあなたに、早く気付くように警告しているのです。

どういうことかと言えば、例えば、「その恋人が他の男性を好きになる」「同期の仲間が先に昇進する」など、あなたの運気は下がっていることを示しているのです。

 

妊娠に直面して喜んでいる場合

こちらが一番理想的なのでしょうね。

ただ、恋人が凹んでおり「何喜んでるのよ！」て怒られるかもしれませんが・・・。

そういったケースは特に問題ではありません。

やはり、妊娠というある意味ショッキングなニュースにあなたがどう思うかという感情が肝心です。

では、喜んでいる場合はどういうことを意味しているのでしょうか？

こちらもあまり良くない夢です。

他人の「才能の開花」を喜び、迎え入れることは、場合によっては自分の立場を危うくする可能性があり、特に職場などでは明らかにそういったことが頻繁に起こっています。

そのため、この夢もそういった状況にありつつあることを暗示しており、特に仕事運は低いです。

最近よく話題に上がるのが、マタニティマークです。

妊産婦が身に付け、妊産婦であることを示すためのマークで、外見からは判別しにくい妊娠初期の妊産婦に対する理解を得ることを目的としており、電車の優先座席の優先対象者なのです。

しかし、なかなか、認知度が無く席を譲らない人、譲ることすら知らない人もいるようです。

そんな妊婦さんを見たり、喋ったりする夢を見た場合には、何か意味があるのでしょうか？

妊娠は夢においては「才能の開花」のシンボルなのですが、妊婦自身はそれを根本的に支えている「元気や健康」の象徴を意味しています。

そのため、そういった妊婦に接することがあれば、あなたの健康状態を暗示しているのです。

つまりは、あなたは元気で健康状態は非常に良いということです。

また、あなた自身の才能を開花させる要因になるほどに状態はいいと言えるので吉夢でしょう。

ただ、妊婦を見た時の妊婦の表情には注意してください。

笑顔ならもちろん良いのですが、汗を掻いていたり、表情が暗かったりすればこれは不吉です。

あなた自身の健康状態が危ぶまれる、つまり何か病気にかかっている可能性があります。

妊婦とは、母親と子供2つの命が宿っていますよね。

そんな妊婦を殺すなんて、一度に2つの命を奪うようなものです。

これは鬼畜の所業以外の何物でもないでしょう。

しかし、日本でも戦時中にアメリカ兵が妊婦を殺したとか、今でもアフリカのテロ組織などが女性や子供、そして妊婦までも犯していると聞きます。

戦争かテロか知らないですが、本当に許せないです。

では、あなたが妊婦の腹を蹴ったり、殺してしまうような夢を見たらどうでしょうか。

目覚めても自己嫌悪してしまうくらい、おぞましい夢ですよね。

この場合の妊婦は、あなた自身であり妊婦の夢の意味合いである「元気や健康」に対して刃を向けているため、健康運が悪いことを暗示しているようにも思えますが、違います。

自分で自分を殺すような意識は本質的に人間には備わっていません。

今そこに手に入れることができる「才能の開花」や「健康状態」を破壊してでも、自己満足にたどり着きたいという欲望があなた自身を渦巻いているということを暗示しています。

その欲望については、マズローの5段階欲求のなかでも最高レベルの自己実現の欲求、もしくは第6段階の自己超越の領域に近いため、あたたは非常に高いレベルの集中力を保持している状態にあり、運気を捻じ曲げるレベルのパワーを備えている可能性があります。

双子とは西洋はもちろん、日本でも古来より不吉の元凶とされてきたことをご存知でしょうか？

マンガ「北斗の拳」でもリンは双子の妹で、不吉ゆえに忌み嫌われ、数奇な運命にさらされることになりました。

日本においては、歴史史上で双子でかつ忌み嫌われていたことがわかる記述が「日本書紀」の巻代七（第１２代景行天皇の項）にあります。

「后は二人の男子を生まれた。第一を大碓皇子､第二を小碓尊という。その大碓皇子と小碓尊は一日に同じ胞に双生児として生まれられた。天皇はこれをいぶかって、碓(臼）に向かって叫び声をあげられた。」

この双子として誕生した小碓尊こそ、日本古代史上最大の英雄として各地に神話・伝説を残す「ヤマトタケル」です。

「天皇はこれをいぶかって」からこの当時から双子を嫌う風習があったことがわかります。

さらに、双子がもっとも嫌われたのは江戸時代で、特に二卵性双生児が生まれると、「前世で心中をした男女が生まれ変わった」と言われたこともあったようです。

近松門左衛門の「曽根崎心中」以降、心中行為が流行し、江戸や大坂で「心中禁止令」が出された時代背景からも作為的だったのではないでしょうか。

いずれにせよ、双子には特に科学的根拠もない不吉なスピリチュアル的なイメージが人間の無意識に焼き付いている可能性は高いです。

 

そのために、双子を妊娠した夢を見た場合は、無意識の中からマイナスのイメージをシグナルとして送っているのです。

双子だから2つの「才能の開花」を表しているのでは全くなく、むしろその才能が分割されるほど弱く儚いものだということの暗示です。

よって、双子を妊娠した場合に限っては、自分の能力が弱っており、運気が下がっていることを示しているのです。

※双子を身ごもる妊婦を見たり、妊婦と喋ったりする場合も同様です。

陣痛・・・それは、もう間もなく出産を迎える合図です。

分娩時の痛み同様に、世の男性には到底わかることの出来ない女性特有の痛みでしょう。

しかし、何故こんな痛い思いをして、生まなくてはいけないのでしょう。

虫とかはわかりませんが、馬や犬などの動物の出産時もはやり痛そうですよね。痛みを伴うからこそ、生まれてきた子供をより愛し、より守ってあげようという気持ちにさせるのかも知れませんね。

さて、妊娠していよいよ陣痛が始まる夢、これは見る人が多いようです。

実際に妊娠している人はおそらく陣痛に対して恐れているか、出産で頭がいっぱいなため、見る人も多いものですが、こちらは感情がダイレクトに夢に出てきただけですので夢占いの対象外です。

では、そんな陣痛の夢を意味を解説しましょう。

 

夢における陣痛は、妊娠のシンボルである「才能の開花」ではもはや解釈できず、身ごもっている赤ちゃんが出てくるために、赤ちゃんのシンボルである「充実感」「達成感」で解釈する方が妥当です。

※赤ちゃんに関する夢をご参照

 

ここで重要なのは、夢の中で陣痛の痛みがあるか否かです。それによって解釈が変わりますので場合分けしましょう。

 

陣痛の痛みがある場合、苦しんでいる場合

現実の陣痛はたいていの人が痛い思いをして苦しむので、悪夢のように思いますが、実はこの場合は吉夢です。

痛くて苦しんでも、必ず赤ちゃんは生まれます。

現にもう生きているわけですから。痛い、苦しいということはそれだけ充実した目標達成ができるということの暗示です。

特に仕事運が最高レベルで良いです。

 

陣痛の痛みが無く、平然としている場合

実際のこのケースならうらやましい気もしますが、この場合は残念ながら特に大きな意味が無い夢だと考えています。

敢えて言うならば、人生に目標が大してなく、毎日大体同じで、ただ生きている感じの人に見られがちな夢です。

中絶・・・正式には人工妊娠中絶と言います。

これは賛否両論ありますよね。

日本では認められていますが、アイルランドやアメリカのアイオワ州などで法的に禁止しているところもあります。

各地域の宗教的な部分や命への考え方が垣間見え、単純に語れるレベルのものではありません。

ただし、確実に言えることは「誕生した生命」を殺してします。

もし自分がその中絶される胎児であったならばこの世にはいないわけです。

そう考えれば、中絶を是とすることは合理的であっても、自己中心的な考え方という側面は多分にあります。

さて、そんな中絶の夢を見た場合はどういう意味があるのでしょうか？

中絶は生物としての本能からすれば「やってはいけないこと」です。

それをするということは、妊娠という「才能の開花」というシンボルを否定することになります。

つまり、あなたには何の才能も無い＝無能であるということを意味します。

学力があるとかないとかの無能ではなく、目標や夢に対して無気力なあなたを暗示しているというわけです。

そしてそれは、このままならばあなたはダメ人間になる、もっとやる気を出すとか日々を充実するように努力するべきだという警告です。

 

※ただし、中絶する時に、「嫌だ、したくない」という否定感情があれば、やる気やモチベーションを高める術を知っていることを示唆していますので、悲観することはないかもしれません。

妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが亡くなってしまうことを流産と言います。

妊娠22週までが目安だそうです。

人口流産（中絶）ではなく自然流産は妊娠の15％前後と言われており、やはり安定期に入るか入らないかが重要なのです。

せっかく授かった命を、生きてこの世に出産できなかったことは、本当に辛いことです。

特に母体である女性のショックは相当なものです。

特に、辛い妊娠治療を乗り越え、ようやく妊娠した友人が流産したというのを聞いたときは、かけてあげる言葉も見つからなかったです。

そんな、流産（ここでは自然流産）の夢を見た場合はどんな意味を持つのでしょうか？

流産はもっと高い確率で太古よりあったはずで、現代同様、その度にその家族は悲しんでたことでしょう。

ですので流産は、妊娠のシンボルである「才能の開花」の喪失を意味しており、不吉の前兆として無意識下にインプットされています。

そのため、夢に出てくるとなれば、凶兆の知らせと解釈せざるを得ません。

特に、健康運の低下がみられることが多いようで、健康管理に気を配った方がいいかと思います。

日本産科婦人科学会は、妊娠22週より前に妊娠が終わることを流産、22週以降を死産として定義しています。

一方で、厚生労働省では、妊娠12週以降に死亡した胎児を出産することを死産と定義しています。

実は、「死産」というのは法律上でも重要な意味を持ちます。

妊娠12週以降に死亡した場合は、全て死産届け出義務が生じるためです。参照

妊娠12週以降に子宮の中で胎児が亡くなると、人工的に陣痛を起こして｢出産｣しなければならない、自分の赤ちゃんを亡くした悲しみと激痛に耐え出産しても、誰も祝ってくれず・・・戸籍にすら載せてもらえない、それが死産の現実なのです。

そんな死産は50人に1人ほどの割合らしいので、本当に出産は喜びの反面、リスクがあるということを思い知らされます。

 

そんな、死産をするなんて悲しい夢を見たらどうなのでしょうか？

たまに、この夢を見たら「家族とか身の回りの人が死んでしまうという暗示でしょうか？」という質問を受けます。

「そんなことはありません」となだめますが、この夢はよほどのショックなのでしょう、不吉な気持ちが収まらないようです。

ただ、この夢も中絶や流産と同様にマイナスイメージの夢です。

特に死産は悲しい出来事の最上位レベルとして、無意識化に太古より人間にこびり付いており、もっとも恐れている事態として「緊張」の意味合いでインプットされていると考えます。

それが夢に出てくるということを考えれば、あなたが何かに怯えている、疑心暗鬼になってるという精神状況を反映させているようです。

そういったモチベーションの中では、全体的に運気も下がってしまっていると考えてください。